正月も酒蔵は動いております。
まあ、仕込みはしておりませんが、仕事始めからの大吟醸に向けて年末に仕込みました、「酒母(しゅぼ):お酒の母です。酵母の純粋増殖の仕込です。」の管理、そして お酒モロミの温度管理があります。
今年は、暖かいです。 長良川が使っている酒米「ひだほまれ」も、最良の状態では収穫をできませんでした。ただ、お米の悪いときこそ、杜氏の腕の見せどころ。昔から、お米の良くないときこそ、良い酒が出来ると言われております。etc...
え~ 長くなりましたが、要は「今年は、管理が難しく、正月に酒を搾ることになってしまいました…」と、言いたい訳です。
今日は、「酒米:ひだほまれ 精白60% 酵母:協会14号」 1250kg仕込
今日も、二歳の息子には会えませんが、背中で語れるような仕事をして、飲んでいただいたお客様に「幸せ!」を感じていただける酒を醸したいです。
これが、新年出荷の 『しぼりたて 新酒』 になります。
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