どうやら 季節相当の寒さのようらしい・・・辛口や発泡にごりが人気の「長良川蔵元」です(^o^)丿
冬のはじめが 暖かかったから ここにきての寒さは ちょっと 身に凍みますね。
こんな時は、家族で楽しめるものとして、酒を搾ったあとの 酒粕を お湯にとかして作る・・あったかい あま酒もいいですね。
長良川の酒蔵では、この酒造の時期しか、板状の酒粕がないので、この寒い時にしか頂きませんが、「あま酒」は季語としては 夏の季語だそうですね・・・。
江戸時代なんかは、夏の滋養の飲み物として 売られていたそうで・・。
たしかに 酵母が醗酵して出来た いろんなエキスがたっぷりあって、カラダにやさしい飲み物ですものね。
あま酒を作るときには、砂糖で甘くし過ぎると・・ちょっと 糖分が気になるところですが・・・、あったかくて 甘い飲み物は、寒い時には やっぱり ほっ♪とします。
ほっ♪でいうと・・実は 今日の酒蔵は、この酒造時期の大きな出来事があった日で、ある意味一段落で、ほっ♪としているところなのです。
何事かというと・・・長良川の人気アイテムに「スパークリングにごり生酒」という商品がありますが、それが 長良川の蔵を出て・・・お外の大きな冷蔵倉庫へと 運ばれて行く日なのでありました~!
それは、どこぞにお嫁にいったわけではなく・・
大きな立派な冷蔵施設に・・
一旦 預託というカタチで・・
しばらく 預かってもらう為なのです。
・・・外泊?とでもいいましょうか?(^_^;)・・
”スパークリングにごり生酒”という日本酒は、この酒造時期に 醗酵具合を見極めして、一括に瓶詰めをして、シャンパンのように 瓶内で二次醗酵させるタイプの日本酒なのです。
この時期にしか 詰めることは出来なくて、醗酵を見極めて・・それっ!と酵母が生きてるまま瓶内に詰めて・・・と、かなり 作業も 緊張するし かなり大変な作業を 社員総出で一気に行うのですよ。
長良川蔵元にあっては、おすすめの主力商品でありますし、二次醗酵の具合まで見越して 目の前の醗酵を見極める・・杜氏としても かなり 神経を使うところであります。
瓶
に詰められた商品が た~くさん出来上がってきますので、長い時間を安定した冷蔵の温度で管理する為に、預託に出すのですよ。
函に入ったスパークリングは
パレットに何段にも詰まれて、
そしてパレットごと ラップのような
ビニルでぐるぐる巻きにして
荷崩れしないようにされて
運ばれていきます・・・。
この作業があると・・酒造期も終わりに近づいてきたなぁと 実感する 長良川蔵元一同なのでした。
瓶内二次醗酵で さらに ぷちぷち!と発泡する 愉しくおいしいにごり酒を・・・・ごひいきに♪
|