”旨味ある”日本酒を醸しております『長良川』蔵元です。
『長良川』という銘柄の蔵から、今日は 木曽川のお話を致しますね。
長良川蔵元は、岐阜県の各務原市に存在致しますが・・・・
この各務原市(かかみがはらし)の南側には、お隣との県境に『木曽川(きそがわ)』という川が 流れております。
各務原市でも 南東の方のエリアになり なお且つ、愛知県の県境の辺りになりますが、もう少し季節が進みますと、この木曽川では”鵜飼い(うかい)”が始まります。
そして、去る3月10日より、『日本ライン下り』というものが シーズンインしましたよ。
日本ライン下り・・とは、木曽川の川下りのことなのですが・・・
そもそも、木曽川とは?
木曽川とは・・・長野県から岐阜県、愛知県、三重県を経て、伊勢湾にそそぐ 木曽川水系の本流の、一級河川であります。
流域には、何箇所か 渓谷がありまして・・・
川自体は いくつかの支流を合わせながら流れ、各務原市の近くの美濃加茂市の辺りで、結構大きな川の ”飛騨川”と合流していきます。
その合流した辺りから、木曽川うかいのある 愛知県と県境の辺りまで、じつは 渓谷となっておりまして・・・、その渓谷の風景を 川下りしながら 楽しむのが、日本ライン下りであります。
川でライン・・というと?・・とドイツのライン川?を思うのではないでしょうか?
この名の由来としては、1913年、愛知県生まれの地理学者「志賀重昴」が、この木曽川両岸の岩石と美しい景観が、ドイツのライン川に似ていることから、”日本ライン”と呼ばれたのが由来だと・・・(日本ライン下りパンフより)。
この 日本ライン下りは、スリルもあるし、景観は見ごたえありますよ。
13kmの川下りです。
奇岩怪石が作り出す渓谷美・・♪と早瀬を通り抜けるのだと・・♪
この早春からはじまり、秋の11月30日まで 運航しています。
まさに、春~夏~秋・・までの、日本ライン下りの始めの一歩の昨日でしたね。
ちなみに、船着場のところには、小町酒造の日本酒もお求めいただける所あり・・。
まだちょっと寒いかもしれませんが、肌で 自然を感じてみる機会としてお出掛けくださいな。
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