朝晩は 随分と寒くなってきた 長良川蔵元です。
お燗酒も恋しくなるこの頃です。
秋のおいしい味わいと 日本酒を 楽しんでいらっしゃいますか~?
私は 野菜が好みですが 秋の収穫野菜を 頂いたりすることも多いこの時期♪
ありがたく おいしく 日本酒と共に「おいしいぃっ!!」といいながらいただいております!
長良川銘の元となる ぎふの清流「長良川」では
落ちアユ(鮎)を投網で狙う漁が行われている時期に入っています。
長良川の秋の風物詩である「瀬張り網漁」ですね。
この漁の方法とは、
川底に白いビニールを敷き
川面にはロープを張って
それらが 水面をたたく音などによってアユを驚かせ、
そのアユの動きが止まっているところを
投網で捕らえる 昔ながらの漁だのだと。
川岸からも ロープを張った様子なんかは 見えていて
真夏とはまた違う風景に そうか!もう落ちアユシーズンなのだなぁ!と思うのでした。
そもそも、「落ち鮎」とは?
落ち鮎と呼ばれるこの時期の鮎とは、産卵の為に川を下る鮎のこと。
特徴としては、鮎のオスは体が黒く婚姻色(らしいのですが)になってきて
メスは お腹を卵でいっぱい膨らませているのです。
(ちなみに、メスは「子持ち鮎」として味われています。)
ぎふの他の清流でも 「ヤナ」も始まっていますね。
グルメとしても 落ち鮎は ヤナ場などで 人気ですね。
さて、長良川の河口近くでは 川を下る落ちアユを狙う
大きな魚が たくさん 寄ってくるのもこの時期。
よく聞くのは 「シーバス」と アングラー(=釣り人)の方々が呼んでいる「スズキ」が
落ち鮎を狙って 海から河口へ上ってきているそう!
(彼ら(←シーバス)は 海の魚なのに 汽水域どころか もっと上まで川を上るらしい)
そして、そのシーバスを狙う(←釣る)アングラー(=釣り人)の方々も出没していて・・
(どうやら うちの 夫もその一人のようで・・(^^ゞ )
そんな ぎふの清流長良川の秋の風景なのでした。
落ち鮎漁は 11月末頃まで続きます。
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いよいよ 蔵入り しました!今期も酒造が出来ることに 心より感謝m(__)m |