春日井 鵜呑会
2008.03.20
ご報告が遅れてしまいましたが、愛知県春日井市で「地方名酒を楽しむ会」に毎年恒例で参加をしてまいりました。
鵜呑会の皆様。春日井の『酒のうかい』さんと、その仲間の皆様が主催とスタッフで「地方銘酒を楽しむ会」を企画・運営されております。今年は第24回。
酒の会というと、昨今どうしても、酒自体にこだうわりと知識のある方が多いです。もちろん、日本酒に愛情と興味を注いでいただけるのは本当にありがたいことであります。
ただ、鵜呑会スタッフのみんな様がく口をそろえて言われることは、「まずは、飲んで“美味しい”と感じる酒を紹介したい」との思いです。
ゆえに?日本酒と一緒に日本の文化も楽しみます。
落語の講演会も一緒。 春風亭 柏枝師匠が東京から来ていただきます。昨今は「タイガー&ドラゴン」「NHK ちりとてちん」等に見られる落語ブームですが、私(五代目蔵元)はそのブーム前から、ここで落語に出会っております。「ちりとてちん」も、ここで師匠のお話をききました。
さらに、話題ですがこのたび柏枝師匠は 八代・柳橋 を襲名されるとのこと。
本当におめでとうございます。
日本酒でも、もちろん、いまどきの酵母や仕込み方法を日々研究しておりますが、やはり「蔵くせ」とも呼ばれる(地付きの酵母とか言われる方も…)蔵の伝統の味の仕込を伝承していくことも大切な個性です。
長良川蔵元も、代々受け継がれている「旨味ある酒」の伝送技に、時代のスパイスを加えながら、お客様に「美味しい! 旨い!」と、言っていただける酒を醸し続けております。