杜氏ならではの表情

2013.12.11

明日あたりには

ひょっとすると?

岐阜県では南の方になるこの小町酒蔵の辺りでも

雪がちらつくかもしれない?!・・と。



そんな天気予報が出てますが

今朝は 思うほどには冷え込まなかった小町酒蔵エリアなのでした





さて、実質11月からの酒造りがはじまり

この小さな酒蔵の酒造りも ひと月半ほど経ちました



酒蔵はじめ頃の11月は

急に朝晩の外気が寒くなった体感ある時も

酒蔵内は 昨年より 温度が高かったくらいでした・・と。



ここにきて ようやく 低くなってきたかな?・・と。







毎年、仕込作業としては

同じような作業をひたすら繰り返し 

何本ものタンクに仕込をしていく酒造りときう仕事。





日本酒の作り方の説明でいえば

至って同じような作業を繰り返していくだけなのですが、



その図式で説明していく同じような作業の繰り返しの中に

実際に酒造りをしている杜氏や頭(かしら)にしかわかり得ない

繊細な感覚で変化させていくものが含まれます





最新設備が整っている!とは決して言いきれない小さな酒蔵でも

酒造り過程での各種データももちろん大切です。

そして、それを生かしチカラを発揮させる経験にプラス、

この蔵の伝統の技と気・・・というものも重要な要素であろうと実感するこのひと月半であります







一年中 小町酒蔵にいる五代目でありますが、

冬の酒造期間には

それ以外では見られない姿(表情含む)を見るのでした





年明けたら

一層デリケートさを要する大吟醸クラスの仕込も本格的に始まります





また 酒造りはじめの頃とはちがった表情も見られる小町酒蔵なことでしょう







どうぞ 長良川というここだけの味わいを醸す小町酒蔵の酒造りを

この冬も応援してくださいませね。