チカラ仕事も多いんです
2014.01.09
今夜からまた いちだんと 冷え込む予報の岐阜地方にあります長良川は小町酒蔵です
今朝も 朝の冷気の中、
酒米の「蒸し」作業が行われております
蒸上がって
釜の蓋となる布が外されると
まずは 蔵元杜氏が すこしの蒸米を手にとって 蒸上がりをチェックします
その傍らでは 酒蔵スタッフが その様子をジッと静かに見守ります
よしっ!と 杜氏の合図で
今日も 杜氏自ら 釜の中の蒸しあがった米を ショベルですくって 取り出していきますよ
いつもの 朝の酒造りの作業の一つですが
ここからは チカラもけっこう使う作業になりますね
よいしょ~っっと!!
釜の傍らにある 敷き布の上に 蒸米をだしていきますと
スタッフが 二人ペアで その布の両端をそれぞれに束ねて
しかるべく場所へと蒸米を担ぎ出します
そこでもまた 結構なチカラを使います
さてさて・・・
その蒸し米ですが
今日は仕込蔵の中に運ばれていきまして
そこで 杜氏・頭が さばいては 適温まで放冷させていきまして
その後、
杜氏は その蒸米をまた 担ぎあげて
タンクにかかった梯子を上がります
そして
仕込タンクへと その蒸米を投入~!!
一粒残らず タンクの中へと 投入出来たことを確認しながら
投入した酒米を含むタンクの中に目をやります
その見つめる先のタンクの中のもろみです
これは 三段仕込の掛け米の「仲添」であります
さて、今夜からは いちだんの冷え込むようですが・・・
酒蔵の中の各段階のもろみそれぞれに
気を配る蔵元杜氏なのでした