年季入ってますが・・・
2014.02.25
2月もおわりの頃になりました今朝も
小町酒蔵では 酒造りの仕込み作業の朝の恒例風景となっている
酒米の「蒸し」が行われておりましたよ
釜を上の方から見ると
勢いよく酒米を蒸し上げるその蒸気が勢いよく噴き出す様子がよくわかります
ほんとに 酒造りの仕込作業は
一見は 同じような作業の日々繰り返しですね
やがて蒸しあがると
蒸気を止め
蒸し釜にかかる布をはすします・・と
蒸し上がった米が顔を出します
蒸し米の量は、その時の仕込みによって違います
今日は 掛け米の「初添」のようで
新たに 一つのタンクに仕込みをしていくところです
蒸し米は 冷まされた後に
その仕込むタンクへと投入!!
先に入れてあるのは 酒造に欠かせない酒母に水と麹を混ぜ合わせてある「水麹」
まずは そのタンクに蒸米が投入されていった直後に
その表面を均すように 杜氏が櫂棒というかき混ぜ道具を持って
ならしていき
・・・その後にもう一つ!重要な作業が!!
それは
専用の尺で 今仕込んだもろみが そのタンク容量のどこまで入ったかを
すぐに測ります
酒の仕込みは、タンクに投入するものがある度にそれによってタンクのどこまでの容量が埋まったのかを測らねばなりませぬ
その尺は タンクの上部の水平も確認しながら 仕込みの度に測っては記録します
酒蔵内の壁にかかる いくつもの測り道具
・・・少々(←少々?)年季が入っておりますが
現役でなくてはならない道具なのでありました
これからもよろしくお働きをお願いしまする・・・道具ちゃん達!!