甑倒し
2014.03.26
しっとり雨の降る一日となっております
岐阜の小町酒造のある各務原市です
いよいよ春本番となる頃に降る 今日のような雨は「催花雨」というのですね
春になったから早く咲け!・・と花をせきたてるように降る雨のことのようです
春の花は つまりは 桜を指すのでしょうが、桜の花のつぼみさん達には この雨のメッセージは どう伝わったでしょうか・・。
さて、せきたてるどころか、少しゆっくりとした造りになったこの冬の酒造りの小町酒造ですが
今日は ようやくの「甑倒し」の日となりましたよ!
意味合いとしては「甑倒し」とは、その年の蒸米作業を終えて、甑を片づけるという意味です。
今日の日まで、この冬の寒造りの酒造りの期間に、日々の仕込みに大活躍してきた「蒸し」をするこの蒸し釜なのですが、
今日でこの冬の役目がおわりました。
それはつまり 仕込みが全て終わったということになりますよ
冬の寒い朝に、「蒸し」の蒸気がもうもうと白く上がっていら風景がありましたが
これで また この秋まで お休みいただくことになります
この冬の 大活躍で お疲れさまでした・・・ね
酒造りでの発酵は まだ 酒蔵内のタンクで引き続き進行中でありますが
仕込みが全ておわったことになった 3月下旬の小町酒造でありました