酒蔵の製造部事務所にカレンダーが二つありて・・・

一つは、ふつうのカレンダー、

もう一つは　旧暦カレンダーであります

「暦では・・・」という表現も、それこそ　暦では「・・・なんてい言ってみたったって、この頃の気候風土に　暦なんて　そぐわないんじゃないの？」と思いたくなる感じのこの頃の気象現象だったりしますが

それでも　よーく想うと、その暦のそれぞれの頃になると、寒さの中にも春が顔を出していたり、暑さの中にも吹く風の感触が変わってきてたりしますもの。

それでいきますと、旧暦カレンダーでは、今日までが「春」！

明日から「夏」！というくくりになっておりますよ

その夏の第一歩は「衣替え」ですね。

そして　もうすぐ、あの立春から数えて

八十八日目の八十八夜

春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備をはじめるというもの。

つい先日まで

冬から春への酒造りの風景があった酒蔵の中も

これからは　夏の風景にかわっていきます

・・・「酒蔵の夏の風景とは　何か？」って？？

酒蔵が　いわゆる　ひんやりした倉庫・・・にかわるってことです(^^ゞ