KOMACHIの日々から

素敵な副産物

2014.07.18

まだ 梅雨時期にある岐阜地方ですが、

連日。。。蒸し暑い日が続きます。。。


この蒸し暑さは、真夏の暑さとはまた違う 梅雨時期独特の蒸し暑さですね



この季節になりますと、

小町酒造の店頭や 近くのスーパーさんでは

小町酒造の酒粕がモテはじめます!♪


その酒粕は 通称【ベタ粕】と呼んでる お漬物に使う酒粕です

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先の冬に醸した酒のもろみを、搾り機にかけるとお酒と粕に分離されるのですが、

ふゆの間は その搾った粕(板粕)を甘酒などにして楽しみますが

その搾ったときにできる酒粕はやがて 時が経ちますと このベタ粕になってのです

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板粕も 冷蔵庫に入れておいたって だんだん なんとなくやわらかくなっていってしまうのですが、


その搾った酒粕を容器に入れて少し踏み込み、それが再発酵して旨みを増しアルコール分も柔らか味を増したのがこのベタ粕なんです



小町酒造の近所の方々は、昔から 夏には このベタ粕をおやつのようにすくって舐めるように食べたりもするのですが、


一番多い使い道は やっぱり お漬物!粕漬けです。。ね


小町酒造では、この酒粕(ベタ粕)Wo2kg入りの袋詰めで販売しておりますよ

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搾ったばかりの時の板粕とは ずい分 食感も味わいも違いますし、

用途もかなり使い道が違いますが


共に、日本酒を醸し 搾りあがって新酒ができてきたときに同時にできてくる

いわば 酒造りでの副産物でありますが

栄養価も高く この頃には健康志向での知恵に重宝もされていて

とても素敵な副産物だな♪って思うのですよ


この酒粕の売れ行きで その夏の夏野菜の収穫高が想像できる夏の酒蔵の味わいのひとつなのでした