台風。。。そして 鵜飼い
2014.08.11
雨風の影響が広範囲となった台風襲来となった週末でした。。。
小町酒造の在します岐阜県内も 地区によって ずい分と 雨風の強さが違ったりしたようで、心配な地区もありました。
台風から離れていても雨が強くて 予想つかないことも起きますね。
岐阜県の河川のことで ニュースに画像が出ていたのは 長良川の鵜飼い開催のあるところでしたが、長良川はかなり増水してました・・・・。
ところで、
清流として有名な【長良川】での長良川の鵜飼い=ぎふ鵜飼は、長い歴史を持っています。
その時々の権力者たちによって保護され伝承されてきた長良川鵜飼い。
また 鵜飼は多くの文化人にも愛されてきました。
現在、長良川で繰り広げられる夏の風物詩「ぎふ鵜飼」は、日本で唯一皇室御用達の鵜飼であります。
長良川の鵜匠さんは 職名を「宮内庁式部職鵜匠」といい、代々世襲で 親かから子へとその技が受け継がれています。
現在にあって 古式ゆかしい、千古の昔にタイムスリップしたような 幽玄の世界「長良川鵜飼」
古典漁法である「鵜飼」なのですが、
鵜匠さんは 日ごろから 鵜と一緒に生活し、
鵜匠と鵜とは 呼吸のあった動きでその伝統漁法は成るのでした。
鵜匠さんは 10~12話の鵜を 見事な手綱さばきで操ります。
その息の合った動きで、篝火にあつまってきた鮎を鵜が次々と捕っていくのですね。
長良川の伏流水で仕込む日本酒「長良川」。。。
台風のやってくる季節を過ぎ越し
秋深まる頃には 次の造りの季節がやってきます。
こちらも 伝承の技に新たな技と心をいれながらここまで続いてきたのでした。
長良川の小町酒造は 今年で120年。。。でありますよ