体力とぺりっ
2014.12.12
この冬の新酒を搾ったこの冬の長良川は小町酒造です。
しぼりたて新酒の発売までは まだ すこーしお待ちいただきますが。。。(←どうぞお楽しみに!)
ところで、新酒を「搾る」とは
仕込みをしてから そのタンクの中のもろみが 杜氏が見守る中 静かに発酵を進めていき・・・
やがて 発酵が終息した頃合いで その「もろみ」を圧搾機にかけていくのが搾りです。
もろみを搾りますと、酒と粕に分離されます。
圧搾機にかけると そこからほとばしる酒の部分!!新酒が醸しだされた感動の瞬間であります。
できたて新酒長良川は、その荒削りな面もよき味わいとして すぐに出荷していくものや
そこから 熟成という第二の酒造り期間に入り、丸みと旨みに磨きをかけ深みも増していきっていくものや(←大半はこちらかな)。。。
各種長良川アイテムとなって参ります。
そして、粕の部分は 搾ったあとに
圧搾機から蔵人が粕分を取り出していきますよ。
粕むきと呼んでる作業ですが
かなり体力と根気が要りまする。
圧搾機から酒を分離したあとの粕は
こんな感じになってますので
それを
ぺりっ!と 剝がしていきます。
これが やがて 搾りたて酒粕(←板粕とよんでます)となってお目見えするのであります。
作業を見てますと
ぺりっ!となる瞬間は気持ちよさそうでありますが
剝がしてる蔵人は かなり体力も必要で 大変そうなのでありました。