仲良く (^^ゞ
2015.01.22
岐阜の小町酒造の長良川蔵では
寒仕込みでの酒造りの真っ最中。
日々、順次 各段階の日本酒の仕込みが行われておりますよ。
蔵の規模も小さく
人手も少なくで酒造りを致しておりますので
何かと 予定やなんやら・・・そのキャパをめいっぱい活かしての酒造りであります。
活かして・・・とうと?聞こえはいいですが・・・(汗)、何かとフル稼働で蔵元杜氏大奮闘での手造り酒造りであります。
さてさて、
その小さな酒蔵の中では
日々。。。順次。。。 仕込む傍らで、
搾る時を迎えた「もろみ」も順次ありて、、。
寒仕込みでの長良川・小町の酒造りのまっただ中であります。
さて、酒造りの一連の作業の中のひとつになりますが、
仕込んだその日から育んできた「もろみ」を搾り上げ 原酒が出来てきてほっとした。。。その後に、
その搾り機に関することで けっこう 重労働な仕事が待ってます。。。
それが 「粕剥がし」作業であります。通称は「粕むき」と言っておりますが
圧搾機にて「もろみ」から酒を分離したそのあとの「粕」を圧搾機から剥がす作業がそれです。
この作業は、蔵元杜氏と若女将、もしくは 頭(かしら)と若女将、、、と
若女将がこの地味でチカラと忍耐の要る作業に借りだされます。
今回は、蔵元杜氏と若女将とで 仲良く(?)粕剥がしですね。
各所 息を合わせての作業もありますもの。きっと・・・息ぴったり・・・なことでしょう!
ところで、
粕を圧搾機から剥がす時には
ペリッと キレイに簡単にはがれてくるのは ある意味?楽しそう(←あくまで傍から見てると・・・ですが)に見えますが
剥がすためには 重い板を動かすこともあるのと、剥がす粕は冷たいし、
作業の体勢が斜めな感じでの作業であるし・・・と 何かと大変なことはありますね。
剥がされた粕は 酒蔵の美容食的な存在の「酒粕(板粕)」として販売させていただいてるものになりますよ。