KOMACHIの日々から

仲良く (^^ゞ

2015.01.22

岐阜の小町酒造の長良川蔵では

寒仕込みでの酒造りの真っ最中。

日々、順次 各段階の日本酒の仕込みが行われておりますよ。

蔵の規模も小さく

人手も少なくで酒造りを致しておりますので

何かと 予定やなんやら・・・そのキャパをめいっぱい活かしての酒造りであります。

活かして・・・とうと?聞こえはいいですが・・・(汗)、何かとフル稼働で蔵元杜氏大奮闘での手造り酒造りであります。

さてさて、

その小さな酒蔵の中では

日々。。。順次。。。 仕込む傍らで、

搾る時を迎えた「もろみ」も順次ありて、、。

寒仕込みでの長良川・小町の酒造りのまっただ中であります。

さて、酒造りの一連の作業の中のひとつになりますが、

仕込んだその日から育んできた「もろみ」を搾り上げ 原酒が出来てきてほっとした。。。その後に、

その搾り機に関することで けっこう 重労働な仕事が待ってます。。。

20141228-kasumuki-1.jpg

それが 「粕剥がし」作業であります。通称は「粕むき」と言っておりますが

圧搾機にて「もろみ」から酒を分離したそのあとの「粕」を圧搾機から剥がす作業がそれです。

20141228-kasumuki-2.jpg

この作業は、蔵元杜氏と若女将、もしくは 頭(かしら)と若女将、、、と

若女将がこの地味でチカラと忍耐の要る作業に借りだされます。

今回は、蔵元杜氏と若女将とで 仲良く(?)粕剥がしですね。

各所 息を合わせての作業もありますもの。きっと・・・息ぴったり・・・なことでしょう!

20141228-kasumuki-3-kasu.jpg

ところで、

粕を圧搾機から剥がす時には

ペリッと キレイに簡単にはがれてくるのは ある意味?楽しそう(←あくまで傍から見てると・・・ですが)に見えますが

剥がすためには 重い板を動かすこともあるのと、剥がす粕は冷たいし、

作業の体勢が斜めな感じでの作業であるし・・・と 何かと大変なことはありますね。

剥がされた粕は 酒蔵の美容食的な存在の「酒粕(板粕)」として販売させていただいてるものになりますよ。