ためしてガッテン!
2015.11.28
ためしてガッテン!
酒粕のことでしたね。
何年物の粕漬け・・・もはや芸術の域で貴重な印象でしたね。
粕漬けを作るに、
ガッテン流の粕床作りも紹介されたのでしたが
当蔵の女将の台所では
昔から、酒蔵の「べた粕(←踏み込み粕のことを昔からこう呼んでます)」を使って
日常の食卓に粕漬け料理が上がります。
季節の野菜や、お魚切り身や、、、
当蔵や 近所のお店さんで 当蔵のベタ粕をお買求めくださり
毎年に旬の野菜を使い たくさん 粕漬けをされ、
手間と愛情をかけ 色合いのいい奈良漬を作られる方もありますし、
また、漬けるに使うというよりは お野菜を細かく切ったものと和えて
粕と一緒に食べるのを好まれるかたもございます。
酒蔵の近所の大奥様などは、この粕をそのままおやつとして食べるということも珍しいことではありません。
さてさて、
ためしてガッテンで説明ありましたように、このベタ粕・・・つまりは 踏み込み粕は、冬期の酒造期に 酒を仕込んでできる「もろみ」を「酒」と「粕」とに分離したその「粕」が夏前頃に熟成して旨み増すものになったものです。旨みとしては、しぼった直後の酒粕より う~んと 旨みましやわらかい味わいになってくるものであります。
当蔵小町酒造では
するめをカットして(←はさみで切っちゃいます)
べた粕と和えては 一日程度置き馴染ませ
粕ごといただくのが みんな 大好きなおつまみであります。
(画像の中のお酒(←しぼったまま熟成純米)も只今好評発売中!)