その表情に、息づかいに
2016.02.17
時折、
ぱらっ!?と
雪が舞う寒い日になりました岐阜は長良川蔵元です。
この冬は 日々の気温変化の大きさにびっくりぽん!な今季酒造期でありますが、
長良川蔵として 酒造りの仕込みの日々を過ごしております。
暖かい日はめちゃくちゃ暖かいし
冷えるとなったら 急に冷え込むし
もろみ管理には なかなかと苦労する部分や、また温度管理への経費も。。。(汗)
と現実的に冷や汗事もありますが、
もろみたちは お酒の出来上がりに向かって ぴちぴちと 心地良き音を弾かせながら 馥郁とした香りをまとい それぞれのもろみ日数を過ごしておりまする。
これは 長良川蔵の主軸となる 「ひだほまれ」酒米のもろみの様子。
仕込んで20日目くらいの表面の様子ですよ。
泡なし酵母での仕込みなので 一見 しずかな様子なのですが。
耳を澄ませば 長良川蔵に響く自然音楽とともに
ぴちぴち ぴちぴち・・・と
もろみの息づかいが聴こえます。
蒸し上がった米を仕込んだばっかしの時は
こんな様子だったのですが、
見た目も 香りも 息づかいの雰囲気も ずいぶんと違ってきました。
いろんな年を過ぎ越しての120余年の小町酒造の酒造りは 只今も 進行中でありますよ
まだまだ 仕込待ちのお米もたくさん・・・!(←頑張らないといけませぬな)