「旨み」という芯。。。哉
2016.03.10
長良川jは小町酒造にとりまして
年一回の一大酒蔵開きイベントを終えまして
どことなくほっとした雰囲気もあります小町酒造であります。
そうは言っても
まだまだ酒蔵として酒造りを大いに致しております今でありますので
一息ついて また 頑張る日々ではあります。
さて、
1本のもろみが圧搾機・・・薮田なのでありますが。。。搾り頃を迎え
上槽にかかっているようです。
おおよそ 醪日数が40日程に ゆっくりと 醸して参りました
あの(←先日蔵開きの時に見ていただいた、入って右側の方のタンク)もろみをようやく搾っているようです。
搾り直前には 静けさをまとう印象に仕上がってきていたもろみ!
ここに至る最初は、
この秋に収穫され 精米されてきた お米粒だったのですけど
それを 洗米→浸漬→水切りして
蒸し上げ・・・
放冷して...仕込へ~!
そして、もろみとしての日々がはじまったのです
仕込んでしまったその翌日は まだ 投入した蒸し米のそのまんまな感じでありますが
下の方で醗酵がはじまってるのが ちょっと わかる部分に穴が開いてきてるのでありました。
(しばらく 撮影をする時がなかって日にち空いちゃいましたが・・・(汗))
仕込んでから15日くらい経ったもろみは
ずい分 雰囲気が変っておりました!
とってもいい香り漂う感じになってきたな。
昔は とっても大きな泡ぶくがでる酵母を使っておりましたが
この頃は いわゆる泡なし酵母を使うので なんとなく 地味(←・・・本音かも)な印象があるもろみ表面ですが
小さな泡ですけど ひっきりなしに フツフツとピチピチと音をたてて
醗酵盛んな様子なのでありました。
そこから また 5日くらい経過しますと
またまた 雰囲気が変っておりまして・・・。
一見・・・静か~な感じですが ときおり フツッ!と息づかいが見えます・・・(おっ!って思う!!)
で!
いよいよ搾る日直前のもろみは もう 仕上がった感の 静かで ピン!と芯を感じる大人な雰囲気になっておりました。
さてさて、
搾り上がりの味わいをきくは 蔵元杜氏だけの仕事でありますようで
これから
第二の酒造りとなる熟成の時を経て~
・・・米から酒まで 米の旨みというものを大切に
見た目のカタチが変っていくも その旨みを保ち続け より一層 旨みを引き出していく 長良川の酒造りであります
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この週末は「犬山城下町 あったか鍋と地酒祭り」!
長良川のお酒が飲めますよ
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