生酛(KIMOTO)仕込始めました
2018.11.19
生酛(KIMOTO)仕込 始めました。
酒造り順調に!マジメに!醸しております。
(まあ、例年より暖かいので、冷房フル稼働ですが...(^_^;))
その中で、本年度の「生酛(KIMOTO)仕込」が始まっております。
生酛仕込は、ご存知の通り、
「自然の乳酸菌の力を利用した、日本古来の酒母(モト)の造り方。」
この酒母で仕込まれた酵母は厳しい環境で鍛えられ?てタフになり、
醸されるお酒は、速醸酒母仕込のお酒よりしっかりと醗酵されます。
結果、味わいが濃醇になると言われていおります。
写真は『 山卸(やまおろし)』(もしくは「モトすり」)の作業です。
作業としては、「米を擂り潰す」。
蔵人四人で、数時間ごとに三回。
生酛仕込は、通常の酒母仕込より"汲み水歩合(お米に対する仕込水の歩合)"が少ないため、固めで重労働です(-_-;)
(ましてや、半切りの数も少ないので...(^_^;))
ただ、この "モトすり" から "初暖気" までの作業が生酛のキモだと思うので、慎重に作業を進めております。
生酛(KIMOTO)仕込をはじめて、
今季で三年目・・・
今まで 300kg(0.3t)仕込だったのが
今季は 1.5t仕込に。
今の自分らしさで醸していくべく 精進して参ります。