かけどめ
2019.03.20
今日は
冬蔵としての酒蔵の大きな節目となる とある日でありまして。
それは、何の節目かというと
『かけどめ』の日であります。
・・・かけどめ って??
それは、酒造りの仕込みがおわる大きな節目の日のことを かけどめ と言います。
「今日はかけどめ!」っていう感じに使います。←英会話勉強中的な表現やな・・
冬を中心として 秋から酒造り季に入り
今日まで 酒を仕込むイコール 米を蒸す・・という風景が朝の酒蔵にあったわけですが
その仕込みが最後ということは
仕込みに使う蒸しも最後の日!ということであります。
それは、
酒造りをする杜氏はじめ蔵人にとっては かなり 大きな節目!
だって 仕込んでは見守ってのち搾り
また仕込んでは見守ってのち搾り
また仕込んでは・・
の繰り返しで 長良川蔵の酒商品となる酒造りを
ここまで 日々 やってきたわけで、
まだ見守ってのち搾る・・ということは 残っていても
仕込自体をやり終えたことは
ほんとうに 感慨深いことでありますよ。
振りかえれば
仕込みの使うお米の袋は
もう
ありませんね。
仕込む前は、
小さな酒蔵ながらも ふりかえれば 米袋の山そびえ・・・(汗)
仕込んでも 仕込んでも
まだ米袋ありて・・・(苦笑)でしたからね。
でも この冬季も 頑張れました!おかげ様で。
蔵元杜氏はじめ蔵人さん!ここまで 仕込みをお疲れ様でした。
この冬季も お酒を仕込んでくれて ありがとうでした。
せめて それは つたえたいなぁと我が蔵ことながら思うのでありました。
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