KOMACHIの日々から

蔵のたより-手書き編2019.12月号

2019.11.28

手書き編の蔵のたより・・・2019.12月号・・・掲載!

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最近 書き始めた手書きのたより・・・

ここに掲載(貼り付け掲載)するのは 10、11月号に続き3回目・・・

通常は、当蔵店頭へおこしいただいたお客様や お得意先酒店様等々への郵送物などに同封させていただいているものであります。

その時のリアルを 少しの温かみとともにお届けできればうれしいなと思う今がこのカタチ。

12月号のキーワードは「その一瞬に・・・」かな(←多少強引か・・)

先の号の時にも書きましたが、もう一度・・・

当蔵 小町酒造は 酒蔵を大改造しました!!!

なんと、

今までの酒造りエリアと倉庫エリアを チェンジして改造するという大!大!大改造!!

かなりの大決断をしてこの改造に至ったのであります。

昨今の気候気温の影響の中、冬環境をしっかりキープできる構造へと酒蔵を変えました。

正直本音は 新酒蔵を建てたと同じ、いや、それ以上の大決断でのこの環境チェンジであります。

作業の動線も確実によくなり、作業に係る杜氏・蔵人にとっては より 酒造り作業の労力が有効に生かせると思います。

絶対的に 良き!としての改造でありますので 環境が構築されていく過程から

とてもわくわくしました。

でも・・日本酒に思うイメージとして 新しい環境に移るってどうなの?!(汗)的なイメージも持たれるんじゃないかな、

自分たちとしても 変化によりほんとのほんとのところ、繊細なところのそれは やってみないとわからないこともあるだろな、

そんなドキドキも同時に想うのでもありました。

環境は新しいことになりますが、

酒造りに使う道具や機械やタンクなどのほとんどは 従来から使い慣れ 使いこなしているものばかりなのですよ。

これは 杜氏にとって安心材料でありますね。

・・・

と、この12月号を書いてるときには

もうその新しく大リフォームした環境の酒蔵で

仕込みが実際に始まっておりますよ!

便利になった動線があるがありがたい!のは本当です。早くも助かってるようです。

でも、まだまだ 慣れ親しんだ道具たちを使うのは安心材料なんですが、

その置き場が馴染みの場所ではなくなってるので

あれっ!?・・・どこ?!

あった!!あった!!

・・・ということも(汗)

機械道具のスイッチ場所なんかも

変わったりしてるので

少々・・バタバタ(汗)するときも・・・

でも、

新しい環境の酒蔵で 粛々と 酒造りを始めておりますよ。

一瞬一瞬の積み重ねで進んでいくもろみを

じっと見守って進む長良川の今季酒造りは

まもなく 初搾りの時を迎えます