酒造りは掛け留めへ
2021.03.12
この冬季も
酒造りをしております長良川は蔵元:小町酒造です。
酒造りにおいて、
節目がいくつかあるのですが、
今日は大きな節目のひとつ
「掛け留め」です。
掛け留めとは かけどめ と読み、
酒造りにおいて
仕込みの「留添の掛け米」を仕込み終えたことを指します。
つまり、
仕込み作業が終わったということになります。
タンクに仕込んでは、醗酵を管理し、やがて圧搾へ・・・!
その繰り返しで進んできた冬季の酒造りですので、
仕込み作業を終えたことは 大きな節目ですね。
でも、仕込みは終えましたが、
まだこれから 仕込んだ醪(もろみ)の管理が続きます。
掛け留めの今日に仕込んだばかりの醪もあるわけですからね。
それぞれのタンクの醪日数の進捗が違うので
いろいろな面の醪が仕込み酒蔵にはあるのでした。
そんな、醪(もろみ)があと6本(←たぶん)!
やがて、
全てを圧搾機にかけるまで
搾り上げるまで、まだまだ気はぬけませぬ。
でも、冬蔵として ひとつの大きな節目を迎えたのでありました。