KOMACHIの日々から

酒造りは掛け留めへ

2021.03.12

この冬季も

酒造りをしております長良川は蔵元:小町酒造です。

酒造りにおいて、

節目がいくつかあるのですが、

今日は大きな節目のひとつ

「掛け留め」です。

20210312-kakedome-kura-img1-72.jpg

掛け留めとは かけどめ と読み、

酒造りにおいて

仕込みの「留添の掛け米」を仕込み終えたことを指します。

つまり、

仕込み作業が終わったということになります。

タンクに仕込んでは、醗酵を管理し、やがて圧搾へ・・・!

その繰り返しで進んできた冬季の酒造りですので、

仕込み作業を終えたことは 大きな節目ですね。

20210312-kakedome-moromi (1-72).jpg

でも、仕込みは終えましたが、

まだこれから 仕込んだ醪(もろみ)の管理が続きます。

掛け留めの今日に仕込んだばかりの醪もあるわけですからね。

20210312-kakedome-moromi (5-72).jpg

それぞれのタンクの醪日数の進捗が違うので

いろいろな面の醪が仕込み酒蔵にはあるのでした。

20210312-kakedome-moromi (2-72).jpg

20210312-kakedome-moromi (3-72).jpg

そんな、醪(もろみ)があと6本(←たぶん)!

20210312-kakedome-moromi (4-72).jpg

やがて、

全てを圧搾機にかけるまで

搾り上げるまで、まだまだ気はぬけませぬ。

でも、冬蔵として ひとつの大きな節目を迎えたのでありました。